メンバー紹介

 

川井 恵一 教授

prof.jpg【研究テーマ】
代謝機能・神経伝達機能診断薬の開発
腫瘍の放射性画像診断薬・核医学内用治療薬の開発
感染症画像診断薬の開発
医薬品の体内動態制御法・薬物代謝酵素活性測定法
放射線安全管理・放射線関係法規
アメリカの国立公園、日本古代史などなど

【コメント】
非侵襲的画像診断法の中でも、病態に関連する機能画像診断に用いる新規の放射性医薬品の開発を目指します。特に代謝機能や神経伝達機能診断を目的とし、分子イメージング的な手法も駆使しながら、機能性分子の誘導体を利用した新規標識化合物の設計や評価を行ってきました。現在は癌化に伴い特異的に亢進する代謝機能に着目した画像診断薬開発も進める一方で、核医学内用治療薬への応用も試みています。また最近では、感染症の画像診断薬の開発にも着手しました。さらに、診断薬をより有効に用いるための体内動態制御法や薬物代謝酵素活性測定法にも取り組んでいます。これらの研究成果を基盤として、新しい診断技術の開発に貢献したいと考えています。

小林 正和 教授

kobayashi10bbq.jpg【研究テーマ】
血流代謝・神経伝達機能を反映する核医学画像診断薬の開発
迅速かつ画質向上を目指した画像撮像技術および処理法の確立
簡便かつ非侵襲な定量画像解析法の開発

【コメント】
画像を通じて動物とヒトのトランスレーショナル研究を実践しています。基礎研究として、血流代謝・神経伝達機能を反映する核医学診断薬を新たに開発し、その後、動物を用いた画像化等により薬の評価を行い、最終的にはヒトへの応用を目指しています。しかし、動物の画像は不鮮明になることが多いため、ヒトで既に使用されている撮像技術や画像処理法を駆使して、鮮明かつ正確な画像の取得法を検討しています。一方、臨床研究では、既に確立済みの撮像技術に工夫を加え、迅速化と高画質化を目指すとともに、簡便かつ非侵襲な定量解析法の開発も試みています。また、これらの技術を動物の画像化に応用しています。今後は、保健学独自な学問として、更に非侵襲的な核磁気共鳴画像や超音波画像を使用し、定量的健康指標の確立を目指そうと考えています。

水谷 明日香 助教

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大滝 幹恵 研究協力者

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大学院生

staff01.jpg【博士後期課程】
村中 由佳

【博士前期課程】
寺田 理華
本田 剣仁

國頭 諒
近藤 杏美
佐藤 翔

卒業研究生

staff01.jpg【放射線技術科学専攻】
中島 奨太
中村 美友
平山 佑香
山田 万梨

【検査技術科学専攻】
直江 哲周

【卒業研究生の目標】
卒業研究・臨床実習も積極的に取り組みながら、国試の勉強も全員合格を目指してがんばるぞ!!