本研究グループはイメージング技術を利用して生体機能を探求しています。特に、微量の放射性物質を利用した分子イメージング研究に取り組んでいます。この研究では鮮明な画像を取得し、定性的あるいは定量的な数値を得ることが重要です。しかし、鮮明な画像は簡単には取得できず、もし不鮮明な画像を利用して数値を得た場合には正確な解析結果が得られません。また、その結果も簡便に得ることができればさらに利用価値が高くなります。我々は、簡便に正確な数値を取得するために、イメージング撮像技術、画像構築および画像解析の研究を行っています。これまで既に臨床応用されている代謝機能診断薬を用いた新しい画像解析法を開発しました。また、新しく開発された薬剤の評価も行っています。今後はイメージング研究の中でも、特に非侵襲的な超音波あるいは磁気共鳴イメージング法を用いた画像解析も行う予定です。